脳卒中の発症から患者の退院までをサポートする脳神経外科の医師

病院の診療科には大きく分けると内科と外科がありますが、外科の中には整形外科、心臓外科、泌尿器科、そして最も命に関わり生死の狭間で病気と闘うの脳神経外科があります。

脳神経外科の医師の主な仕事は、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害に対する急性期の治療を施し、リハビリテーション科などと連携を図りながら、患者の後遺症を最小限に抑えて社会生活に戻ってもらうことです。

脳血管障害は、救急車で患者が搬送されてきた瞬間から、いかに迅速かつ適切な治療を行えるかが機能予後を大きく左右します。脳疾患は後遺症が残りやすく、長期間に渡り根気よく治療を行う必要があります。生活の道筋を病院から自宅へ戻すためには、訪問診療、訪問リハビリ、訪問看護などの在宅医療への支援も大切です。

脳血管障害は、高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病がリスク要因となるため、予防的なアプローチを取ることも脳神経外科医の仕事です。また、高度な治療や専門外治療が必要な場合には、応急的な処置を行い、適切な医療機関を紹介します。

一刻を争う病気のため土日や夜間救急の対応も求められ、脳神経外科医の仕事は激務です。地域医療における医師不足の問題は、更に高齢者が増えることになる今後、その深刻さが増すと思われます。

Copyright(C) 2014 ianajapan.com All Rights Reserved.