脳の過剰な電気的活動を抑える抗てんかん薬で症状をコントールできます

大脳の神経細胞の通信経路に異常放電が発生して、突然意識を失ったり、身体の一部の痙攣、痺れ、幻視・幻聴、感覚異常などの発作が起きる病気で、国内に約100万人の患者がいると推定されます。

脳血管障害、脳腫瘍、脳炎、生後直後の低酸素状態など特定の病気が原因の「症候性てんかん」と、原因が不明な「特発性てんかん」に大別されます。

脳の神経細胞の電気的な興奮を抑えたり、他の神経細胞に興奮が伝達しないようにする抗てんかん薬を服用することで、発作の大半はコントロールすることが可能となりました。

ただし薬は長期間にわたって服用する必要があり、医師の判断なく勝手に服用を中止すると発作を起こすことがあります。近年は仕事で自動車を運転中にてんかん発作を起こして死亡事故につながったケースもあります。

抗てんかん薬が効果を示さない難治性てんかんもありますが、タイプによっては手術による治療成績が優れているものもあり、現在も手術が有力な手段となっています。

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