MRI、MRA、頚動脈エコーで脳卒中を早期に発見します

脳梗塞の危険因子である高血圧をはじめとする生活習慣病になる若い世代が増加しており、40歳を過ぎたら定期的に脳の健康状態を医師に診てもらう必要があります。高血圧、糖尿病、高脂血症、メタボリック症候群と診断されているかたに、特に脳ドックを受診することをおすすめします。

保険診療でない脳ドックは、平均して5万円前後の費用がかかるのが難点ですが、脳卒中の予防と早期発見に有効です。脳梗塞には遺伝性はないですが、親族に脳卒中を起こした人がいる場合の脳梗塞リスクは高まりますので、該当する方は特に脳ドックを受診する価値は高くなります。

脳ドックでは画像診断装置(MRI、MRA、頚動脈エコー)によって脳の状態を調べますが、どの検査も苦痛はなく半日もあれば終わります。画像診断装置は日進月歩ですので、医療施設によって差があります。日本脳ドック学会の承認を受けている医療機関を選び、脳神経外科医や神経内科医などの脳疾患の専門化が検査を担当しているかなどもよく見ましょう。

脳ドックでわかる病気は、無症候性脳梗塞、未破裂脳動脈瘤、脳腫瘍、初期の認知機能障害などです。また血液検査、血圧、心電図、尿検査など一般的な健康状態もチェックしますので、脳卒中の危険因子(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)の有無もわかります。

大切なのでは、脳ドックの受診をこれまでの健康管理を見直す機会と捉えて、その後の生活習慣に役立てることです。脳ドックでなんらかの異常が見つかった人は、治療が終わった後も1年に1回は受診を行いリスク管理を行うことをお勧めします。

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