野菜/食習慣に取り入れましょう
 
  脳を守る生活習慣
  食事で防ぐ脳の病気ー5つのポイント 
      (監修:自治医科大学大宮医療センター神経内科教授 植木 彰先生)
   
   「果物・野菜を食べることで脳卒中を予防します」
 
出典: “Fruit and vegetable consumption and stroke: meta-analysis of cohort studies“
 The Lancet 2006; 367:320-326 Feng J He , Caryl A Nowson and Graham A MacGregor
 を参照下さい。 >> 文献へ

通常摂取する範囲内の量で食べていても脳卒中を予防します。さらに果物と野菜の量を多くすると、脳卒中の発症リスクが減少すると報告されています。この研究により、果物と野菜を一日あたり5SV(サービング=食事バランスガイド参照)以上摂取するという目標を紹介しています。
 
 野菜・果物の摂取不足とアルツハイマー病の危険因子の解説
 野菜・果物に多く含まれる抗酸化ビタミン類とアルツハイマー病との関連は古くから研究されています。 老化に伴うフリーラジカルの増大は男女を問わずアルツハイマー病の増悪因子であることは多くの基礎研究より証明されています。
 たとえば、ロッテルダムの大規模な調査では抗酸化物をβカロテン、フラボノイド、ビタミンC、ビタミンEの四つに分けて検討し、抗酸化物の最大量摂量群は最小量摂取群に比して、アルツハイマー病に罹患する危険率はビタミンCの場合には0.66、ビタミンEの場合は0.57と有意に低かったとされています。この調査は55歳以上の5395人を平均6年追跡したものです。この期間中に197人が認知症となり、そのうち146人がアルツハイマー病と診断されました。栄養調査は食品摂取頻度調査にて行いました。 ビタミンC、ビタミンE、マルチビタミンなどのサプリメントの使用状況(種類と量)、栄養指導の有無についても調査しました。教育歴、体格指数(body mass index:BMI)などの関係があると思われる因子を調整したところ、抗酸化物の最大量摂取群は最小量摂取群に比して、ADに罹患する危険率はビタミンCの場合は0.66、ビタミンEの場合は0.57と有意に低かったという結果が出たわけです。サプリメント使用者は最大量摂取群に含めましたが、サプリメント使用者を除外しても結果は同じでした。
 また、シカゴのMorris博士らの研究でも同様の結果がしめされています。これらの疫学調査では、サプリメントでなく抗酸化物を含む野菜・果物の摂取が認知症予防に有効であると報告されています。シカゴのMorris博士らの研究グループは1993年から2000年まで平均3.9年間65歳以上の815人の追跡調査を行いました。そのうちこの期間に131人が認知症になりました。サプリメント使用者はビタミンC 16.1%、ビタミンE 17.3%、βカロテン 4.3%であった。抗酸化物を食品のみから摂取した場合と、食品とサプリメントの両者から摂取した場合に分け、摂取量考えて解析しました。ビタミンE食品のみから摂取した場合にのみ抑制効果が認められ、食品とサプリメントの両者から摂取した場合には抑制効果がなくなったという結果です。
 これらの疫学調査が示すように、抗酸化物を含む野菜・果物の摂取は認知症予防に有効だが、サプリメントのみでなく食品として摂ることと食事パターン全体の改善が重要である。
(記:植木 彰)
 
 
  野菜ジュース 
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 200ccの野菜ジュースを朝・夕1本ずつ飲みましょう!
これでビタミンC、カロテン、リコピンなどの高酸化物や、ビタミン群、ミネラルなど人間が必要とするほとんどすべての微量栄養素が摂れます。
          (監修:自治医科大学大宮医療センター神経内科教授 植木 彰先生)
旬の野菜ー秋 11月
  カリフラワー アブラナ科アブラナ属  
 

 カリフラワーはキャベツの品種改良して作られたブロコッリーの突然変異によって白化したものとされています。別名花キャベツ、花野菜ともいわれます。

 現在の栽培方法はつぼみを外葉で包み、直射日光に当てずに白色に育てています。

 カリフラワーの選び方のポイントは小さくてもずっしりと重く感じるもの、つぼみが開花していなくて新鮮な外葉ついているものが良質です。

カリフラワー

 
  ブロッコリー アブラナ科アブラナ属  
 
ブロッコリー

 ブロッコリーはキャベツを品種改良して作られました。

 これらより上回る栄養素は見てのとおりの色が濃いことによります。キャベツやカリフラワーは淡色野菜ですが、カリフラワーは緑黄色野菜に位置づけられます。ビタミンC 、カルシウム、鉄分、食物繊維を多く含みます。

 栄養分を損なわないためには電子レンジでさっと温めて、茎の皮は硬いので剥いてから調理し、皮も食べられますので捨てずに調理して食べましょう。

 
 
野菜ー秋 10月
   里芋  サトイモ科  
 

 サトイモには親芋と小芋と孫芋があるのをご存知でしょうか?株の中央にあるのが親芋でその周りにたくさんの小芋がついていて、小芋のまわりについているのが孫芋です。普通里芋とは小芋のことをいいます。また、里芋の茎を芋茎といい、こちらも食することができます。

 親芋にはエビ芋、赤芽、セレベス、京イモ、ヤツガシラがあり、小芋には土垂、石川早生などがあります。サトイモはぬめりがあり、煮て食べますが、このときぬめりが吹きこぼれの原因となり、あくにはシュウ酸カルシウムがあり、かゆみの原因になりますので、注意して行ってください。

里芋

 
   蕎麦  タデ科ソバ属  
 

蕎麦

 ソバは春蕎麦、秋蕎麦と旬が2 回あります。主な産地は長野、北海道などです。新蕎麦はふつう秋蕎麦をさし、収量、味、香り、色ともに秋蕎麦のほうがよいといわれています。

 ソバは蕎麦の実を脱穀し、製粉し、製粉の段階によって名が変わります。これはJAS (日本農林規格)によって定められており、各層によって一番粉(内層粉)、二番粉(中層粉)、三番粉(表層粉)と呼び名が変わり、そば粉の割合によって十割ソバ(100 %そば粉)、二尺ソバ(小麦粉2 割、そば粉8 割)、同割ソバ(普通の蕎麦屋の標準割合)などです。ソバは古くから日本で栽培、食されてきたので、各地にソバの名所があると思います。自分の周りでは何蕎麦が有名でしょうか?

 
   玉葱 ユリ科ネギ属  
 

玉葱 玉ねぎも
また、4 月
と10 月の2
回にわたって
旬があります。生産量世界第二位をほこります。主な産地は北海道、佐賀、兵庫などです。

 玉ネギの辛味は硫化アリルといい、催涙効果があることがわかっています。揮発性のため、玉ねぎを切るときに涙が出るのがでます。この硫化アリルは水溶性なので、水にさらすことにより和らぎます。きったらすぐに水にさらすといいでしょう。また、加熱することによって硫化アリルが変化して糖質と一緒になるため砂糖の50 倍もの甘さがでます。これからの時期、煮物やスープで玉ネギの甘さを存分に味わってください。

 
     
   なめこ モエギタケ科スギタケ属  
 

 なめこは 今はパックや缶詰で一年中見かけるので、旬があることをご存知でしょうか?天然ものの なめこは この時期が旬になります。主な産地は山形、宮城、福島などがあります。

 天然ものなめこの選び方として、軸付と傘きりがありますが、傘切りが本来の美味しさを味わえるといわれます。狐色が濃く、傘があまり開いていないほうが風味が良く、ぬめりがつよいです。

なめこ

野菜ー秋 9月
   ピーマン  ナス科トウガラシ属  
 

ピーマン ピーマンの出回りは夏・秋が茨城、千葉、岩手などで、冬・春には宮崎、高知などで、一年順で回っています。

 ピーマンには他の野菜と比べるとビタミンC を多く含んでいます。
 赤ピーマンで180mg/100g 、緑ピーマンでも76mg/100g になります。

 しかもピーマンのビタミンC は加熱してもあまり損失しないのでビタミンC 源の補給源として期待できます。

 
   茗荷  ショウガ科ショウガ属  
 

  独特の香りをもつ香味野菜で、夏の代表的な薬味です。

 香りと辛味はショウガ科に由来します。

 

しょうが
   とんぶり アカザ科ホウキギ属  
 

 9月上旬から中旬が旬です。水煮にしたものは1年中出回ります。

 ほうきぐさの種子を加工し、食用にしたもの。外見がキャビアに似ているところから、和製キャビア、畑のキャビアとも言われます。主な産地は秋田、岩手で秋田の名産品です。

 私の家ではよくサラダの中に登場しますが、酢の物、酢味噌和え、納豆やなめこに絡めて食べたりと主に和え物と相性がいいようですが、みなさんは食べたことがありますでしょうか?またそのときはどのようにして食べますでしょうか?

 栄養素は高くありませんが、緑黄色野菜の一つで、食物繊維が豊富です。

 
     
   薩摩芋 ヒルガオ科サツマイモ属  
 

 サツマイモは台風、干ばつなどの気象の変化に強く、安定して収穫できることから、救荒作物として重視され、戦後には食糧不足から需要が伸びました。現在世界の9 割以上がアジアで栽培をしています。日本では鹿児島、茨城、千葉が主な産地です。

 サツマイモにはでんぷんが約28%含まれており、果糖やブドウ糖、麦芽糖などもあり甘みが強いです。この甘みを活かすには、焼いて食するほうがでんぷん酵素が糖を分解するため、蒸すより甘いので、是非お試しを。

さつまいも

 

   椎茸 シメジ科シイタケ属  
 

 乾燥シイタケは年中出回っていますが、生の旬は春と秋の2 回です。

 きのこに特徴として言えるのが、食物繊維を豊富に含みカロリーが低く、ビタミンD の供給源です。 椎茸  生シイタケの場合、裏側を20 分ほど日光に当てるとビタミンD 量が約10 倍になります。乾燥シイタケは天日干しされた物なので100g 中で比べると16.8_と多く含んでみえますが、戻しの状態では生をゆでたときのほうが多く含んでいます。

 旬のものは栄養価も高くなり、秋を感じることができます。味覚の秋です。

 
   
 

 

 
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